LinuxではNTPをインストールし、cronで定期的にntpdateコマンドを実行すれば完了なのだが、Windowsでは多少複雑である。
今回は、「桜時計」などのフリーソフトではなく手動で設定する方法と、インターネット上で広く公開されているNTPサーバの一覧を調べてみた。
net time /setsntp:同期先サーバホスト名またはIPアドレス
このとき、複数のサーバを指定しておくと万が一NTPサーバがダウンしていたとしても同期に失敗する確率が低くなる。
複数のサーバを指定するには、ダブルコーテーション「"」で括って半角スペースで区切る。たとえば、
net time /setsntp:"clock.nc.fukuoka-u.ac.jp clock.tl.fukuoka-u.ac.jp"
主なPublic NTPサーバは以下の通り。
[Stratum1]
アメリカ標準技術局:time-nw.nist.gov(131.107.1.10)
アメリカNASA:ntp.nasa.gov(198.123.30.132)
福岡大学:clock.nc.fukuoka-u.ac.jp(133.100.9.2)
福岡大学:clock.tl.fukuoka-u.ac.jp(133.100.11.8)
国立天文台(水沢観測センター):gpsntp.miz.nao.ac.jp(133.40.41.175)
東北大学:ntp1.tohoku.ac.jp(130.34.11.117)
東北大学:ntp1.tohoku.ac.jp(130.34.48.32)
[Stratum2]
インターネットマルチフィード:ntp1.jst.mfeed.ad.jp(210.173.160.27)
インターネットマルチフィード:ntp2.jst.mfeed.ad.jp(210.173.160.57)
インターネットマルチフィード:ntp3.jst.mfeed.ad.jp(210.173.160.87)
必ずしもStratum1がいいとは限らず、ネットワーク的に近く、トラフィックが安定していることも安定して同期する条件になる。
ちなみに、Lunasys.Net もStratum2サーバ(ntp.lunasys.net)を公開しています。
同期するNTPサーバの設定が終わったら、同期に必要なW32 TIMEサービスを起動する。「サービス」→「Windows Time」→「開始」。自動起動の設定も忘れずに。
なお、W32 TIMEサービスでは、同期タイミングがデフォルトで「3回正常に同期されるまでの間、45分ごとに1回。その後、8時間ごとに1回(1日に3回)」となっている。PCやサーバによっては8時間では数秒ずれてしまう場合があり、その場合には間隔を短く設定する必要がある。
この値の変更には、レジストリの修正が必要である。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parameters
この中の、「Period」キーがデフォルトで「REG_SZ(文字列):SpecialSkew」となっている。これを同期したいシチュエーションに合わせて編集する。
0 = 毎日1回
65535, "BiDaily" = 2日に1回
65534, "Tridaily" = 3日に1回
65533, "Weekly" = 毎週(7日に)1回
65532, "SpecialSkew" = 3回正常に同期されるまでの間、45分ごとに1回。その後、8時間ごとに1回(1日に3回) [デフォルト]
65531, "DailySpecialSkew" = 1回正常に同期されるまでの間、45分ごとに1回。その後、毎日1回
freq = 1日に freq 回同期する。
たとえば、3日に1回であれば、「REG_SZ(文字列):Tridaily」または「REG_DWORD(10進):65534」。2時間に1回同期するのであれば、「REG_DWORD(10進):12」となる。
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